<   2007年 01月 ( 13 )   > この月の画像一覧

一時休戦

せっかく変な散文書き始めたんだから書き終わるまで普通の文章は載せないようにと思いましたが、どうしても叫びたくてあがってきました。
ピアノの森映画化決定ってマジですカーーーーーーーーーーーーー!!!!!
あわわわわわわ・・・ももも、もうなんかもうすっげえ嬉しいっすよすっげえ嬉しいっす!!!!
何が嬉しいって監督が小島正幸監督ですよ!!!!!!!!!MONSTERもそうだけど、何より!何より!花田少年史っすよ!!!!だはぁーもう嬉しすぎる嬉しすぎる・・・!!!!!
マジでありがとうマッドハウスマジでありがとうマッドハウス様様様~~!!!
ししししかも全国ロードショーってマジですか・・・!?!?!?
うわぁもうなんか想像しただけで涙出る・・・うわーん、嬉しいよー・・・・!!!!!

2007年はこれ以外にも楽しみな映画がたくさん!!!
まずは3月31日公開の鉄人っ!!!!!ざざざ残月ー!!!!!残月だよー!!!
しかし映画化って聞いてからかれこれ二年は経ってると思います、マジで公開できてよかったね今川監督・・・。ほんと一時期はどうなることかと・・・うわーん嬉しい!!!
そして原恵一監督の新作映画っっ!!!!!いやーもうお久しぶりだよっ!!まだ全然詳しい情報がわからないのであれですが、絶対素敵な作品を作ってくださっていると信じています。
あとフロッグマンショーの劇場版も見にいこうかと思います(笑)蛙男は風刺っぽい内容の方が好きなので、そういうのだといいなあ。映画だから規制もゆるいだろうしね!まあゆるゆると楽しみにしています。
あぁあと忘れてたけど(ごめんなさい)ジーニアス!!!ジーニアス楽しみ!!!平松さんの映像どんなかなあ・・・フリクリみたいだといいなあ!まあ4℃の作品にはずれは無いのでまったく心配していません。

映画ついでに2006年映画館で観たアニメ映画をまとめてみる。
・ゾロリケロロ
・ドラえもん のび竜2006
・クレしん
・ディープ・イマジネーション
・MIND GAME
・NARUTO 
・ブレイブ
・ゲド
・時をかける少女
・パプリカ
・妄想代理人(映画じゃないけど映画館で観たので)
・千夜一夜物語
・鉄コン
うひゃー充実してるなあ!
マイナー所だとやっぱりディープイマジネーション。映画館で観れて良かった。
NARUTOも都留ワールド全開で私は好きです。これからもどんどん女々しい・・・いや、センチメンタルなナルトを演出していってください。(ごめんなさいもっと真面目に応援してます)

あ、31日に冬コミ行ってきてあまりに面白いことばっかり起こったので落ち着いたらなんか文章にしようとおもったんだけど日に日に面倒くさくなるので(笑)、とりあえず戦利品リストだけアップ。
・ガイナックスアニメーター本
・すしおさん個人誌
・個人製作アニメ作家さんによる個人製作アニメのHOWTO本
・その人の個人製作アニメの入ったDVD
・okamaさんのイラスト集
・月面兎兵器ミーナの設定資料集
・同じくミーナのクリアファイル
ミーナの買い物が思いのほか多くなった(笑)でもokamaさんの絵の入ったものはずっと欲しかったので良かった!!
すしおさんとガイナアニメーター本がものすごいです。私の中に黒船がやってきたってなもんです。ぶっちゃけ毎日見てます。

新年だというのに去年の年末のことばかり書いてますがまだまだ書きます。ほら、新年の挨拶とかはさ、亘たちにやってもらえばさ、いいじゃん・・・(痛い)

====
似たような内容なので追記。
「電脳コイル」って今年の春からだったのかー!!!
今年の春はグレンラガンと電脳コイルがスタート・・・・!!!ななななんという贅沢さっ!!!
あと大江戸ロケットもこの春???
前田監督映画作ってるとかうっすら聞いたけど本当かなぁ・・・細田さんと時期かぶらないといいけどなぁ。というかゴンゾと細田さんうまくやっていけるだろうか。(お前が心配せんでも)
[PR]
by yuzukkoaiko | 2007-01-07 23:55 | その他アニメ

*(2)

今年の正月は快晴を見なかった気がする。
どんよりとまではいかないが、ほどほどの青空にほどほどの雲、時折完全なくもり。
今年は初詣がにぎわっているらしい。雨が降らないおかげだろう。
最も美鶴は三が日の間に初詣に行ったことは一度も無かった。
人ごみがある程度引いたであろう時を見計らって行って、参拝を済ませただけで帰ってしまう。もしその年に受験を控える生徒がいれば、合格祈願の絵馬を書く。おみくじはやらない。
美鶴は神を信じない。絶対的なものなどこの世にないと硬く信じている。
それは亘ももちろん同じで、以前飲みながらこの話をしだしたら二人とも止まらなくなり、朝まで寝ずに語り明かしたことがあった。
「二人とも難しいこと話すよなあ」
小村はカウンターの向こうで腕を組み、感心していた。その日は亘以外にも、懐かしいメンバーが小村の居酒屋に集まっていたが、最後まで起きていたのは亘と美鶴だけだった。

人は何を信ずるか。何かを信ずることによってしか生きることができないのだろうか。
まだ小さかったあの日、理不尽に投げかけられた現実がそれを問いかけた。その問いは、まるで引き抜こうとすれば余慶に血が噴出す弓矢のように、美鶴の心に突き刺さったままだった。
それは今でもそのままで、時折それに触れてしまうと、一瞬であたりが血に染まっていくのがわかる。
拭い取ることができなかった。両手が、矢から離れないのだ。

「ハナ、お前寒くないのか」
ハナと呼ばれた柴犬は、懸命に地面の匂いを嗅いでいて美鶴の問いかけに気がつかない。
自販機で買ったホットコーヒーはもうすっかり冷めている。元々コーヒーはあまり好きじゃないので、冷めたホットなんて余計飲みたくない。ちょっとだけ中身が残っているのはもったいないが、捨てることにした。
「ゴミ箱ゴミ箱」
正月休みで鎌倉の道路には人も車もほとんど無く、意味も無いひとり言がつい口をついて出てしまう。
美鶴は海岸へとつながる商店街の道を歩いている。いつもはにぎわうこの商店街も、正月だけはほとんどの店がシャッターを閉じ、このときばかりは表ではなくその奥、店主の自宅がにぎわいを見せるわけだ。
まっすぐにつづく道の向こうに、うっすらと海が見えてきた。
曇り空の下に広がる水平線はほとんど空と見分けがつかず、夏季に見るあの美しい景色とは比べ物にならないほど寂しいものだが、美鶴はこの景色が好きだった。
見るだけなら良いのだが、実際近づいてみると冬の海岸は寒い。
また何か暖かいものを買おうかと考えていると、10メートルほど先に真っ赤なコカコーラの自販機を見つけた。その隣にはもちろんゴミ箱もある。
「あった」
同時に、ハナが動きを止めた。同じような場所に鼻を近づけ、用心深く何かを探っている。
「お前もあったか」
[PR]
by yuzukkoaiko | 2007-01-05 15:45 | ブレイブストーリー

*(1)

「美鶴ー?」
ガラガラと妙に大きな音をたてながら、玄関のガラス戸を開く。
築60年の古風で小さな建物は、外から見た以上に中の景色は寒そうだった。
何しろ、無駄なものが嫌いな彼は余計な買い物をしないので、家中が妙にがらんとしている。
夏に来たときはそれなりにこざっぱりとした印象を受けたが、マフラー手袋そしてコートと全身装備をした今の亘にはあの時と同じような印象はもう持てなかった。
まあ、石油ストーブがんがん焚いて自分の訪問を待ってくれているなどという期待は微塵もしていなかったわけだが。
「美鶴ー・・・」
とりあえずもう一度呼んでみた。一人暮らしといえど鎌倉の安物件、それなりに広さのある家に彼は住んでいる。東京暮らしの亘にはなんとも羨ましい話だ。
だが、奥から声が帰ってくる様子は無い。
大体なにより、どんなときでも流れているレコードが流れていないというのが、彼の不在を証明している。
「メール、したよな」
東京暮らしの亘には、開いている家にあがりこむのはなんとも気が引ける。
とりあえず玄関ポーチに入って寒さをしのぎつつ、携帯を開いた。
返信メールはきていない。はなからあまり期待はしていないが。彼は携帯電話が嫌いなのだ。
しかも携帯をいじってじっとしていたらかえって寒くなってきた。
仕方が無いので歩いて時間をつぶそうと、妙にうるさいガラス戸にもう一度手をかけると、なんの抵抗も無く開いた。むしろあまりに勢いよく開くので、かけた手が引っ張られて扉と一緒に亘の身体まで横に持っていかれてしまった。
「あれ、ごめんねえ!」
開いた戸の向こう側には、中年のおばさんが小さなダンボールを抱えて立っていた。
戸に翻弄されふらふらしている亘を見て、おばさんはぽっちゃりした頬を緩ませてけらけらと笑った。
「あ、いえ、大丈夫です」
「はーあ、おっかしい。あ、これさっき言ったお野菜ね。どうぞ食べておいしいから」
「あ、どうも」
「それじゃ先生によろしくね」
「はあ」
てきぱきと用件を済ませ、おばさんは亘に背を向けて歩き出した。歩きながら、手に持っていたエプロンを腰に巻いている。
「あ、すいませんあの!!」
「?なーに?」
「僕芦川君の友人で、遊びに来たんですけど、ちょっと留守みたいで」
「あらそう、まだ帰ってきてなかったの」
「どこへ行かれたかとか、ご存知ありませんか?」
「いやね、さっきそこで会ったのよ。散歩しててね、わんちゃんの。可愛い柴犬でねえ」
「散歩ですか」
「そうそう。先生わんちゃん飼われてたのね。お仕事大変でしょうに、偉いわあ」
「伝えておきます」
美鶴は相変わらず生徒にも親御さんともうまくやっているようだ。亘は、おばさんにつられて自分も頬が緩むのを感じた。
「でも会ったのもちょっと前だからね、今どこを歩いてるかはわからないねえ。ごめんなさいね」
「いえ、こちらこそお忙しいところ引き止めて申し訳ありませんでした」
「それじゃあ、こんな田舎だけど、ゆっくりしていってね」
「はい、ありがとうございます」
おばさんの後姿を見送りながら、亘はぼんやりと去年の夏のことを思い出した。
恐らく彼はあそこにいるだろう。大体見当はついた。
[PR]
by yuzukkoaiko | 2007-01-04 23:17 | ブレイブストーリー