アカデミー賞と聞けばやっぱり私にとって今年はパプリカなわけで。
なんかあやふやでよくわからないままになっちゃったけど、候補にあがったって聞いたときは本当に嬉しかった。
なんともなしに公式HPに行って、主題歌聞いてたらなんだか、また観たくなってきたので、上映劇場を調べてみた。
しかし、結果はもういつのまにか関東近辺で上映している所は無しという悲しいもの・・・!時かけがあれだけロングランだったんだからパプリカだってそれなりに長くやるだろうなんて当ての無い思い込みでぼんやりしていたらこれだ!ちくしょう!
うーん、今敏って実は日本ではまだまだなのか?

パプリカ主題歌を聞いてると、思い出すのは東京国際映画祭・・・ほんっとうに楽しいイベントだった。
普段はお堅い(という私的イメージ)の六本木ヒルズ中にオマツリな空気が漂っていて。
正面の吹き抜けの、でっかくて長いエレベータのところのスクリーン(わかりづらいよ)では、映画祭の宣伝で、ナレーターが「Moooovieeeeee!!!!」とか叫んでて、以前クレしんオールナイトで訪れたTOHOシネマズ六本木ヒルズでは、スーツ着込んだ関係者が忙しそうに歩き回る中、TOHOシネマズのスタッフは我関せずといった表情でぼんやり立っている(笑)
この、ビジネスと娯楽のビミョーな温度差がすっごく面白かった。
個人的には、パプリカを観終わった後、即効で本屋に行って原作本を買った後、スタバでそれを読んだことがなんだか印象深い。
なんでだかはよくわからないけど・・・あの、「パプリカ日本初上映ですよ!」の興奮した映画館から出て、それこそ虚構の世界から現実の世界に帰ってきて、しかし(私は何か特別なことがあるときしか入らない)スタバでコーヒーを飲むという感覚。つまり・・・私にとっての、現実の中にある特別な空間である場所へ、虚構の空間から移ったという不思議な浮遊感。
しかもそこでまた虚構の空間へのイメージを再構築するという・・・なんか色々なものが入り混じった感覚。
ちなみにこれは普通の映画鑑賞の時には味わえないものだと思います。普通だったら、映画観終わったら帰るなり別の場所で遊ぶなりします。国際映画祭の時は、夜中の11時から「妄想代理人」のイッキミがあったから帰れなくて、しかもあんまり歩き回ると体力を消耗するだろうから極力ヒルズ近辺にいようと心がけていた(笑)
まあ、こういう暇人はヒジョーに少ないとは思うけれど、だからこそ貴重な体験ができたなあと、今思うと嬉しかったりする。
「映画は体験だ」っていうのは細田守監督が仰っていたけど、本当にそのとおりであって、そこが映画のとんでもなく素敵な魅力だなあとつくづく思う。
小さい頃、母が小田原の小さな映画館にセーラームーンやドラえもんを車で観に連れて行ってくれたこと。本当に小さい頃のはずなのに、なぜか今でもありありと、映画館周辺の建物や道路のつくりを思い出せる。
「猫の恩返し」を見終わって、売店のグッズを友達と一生懸命品定めした。色々なキャラクターのストラップが売っていて、どれを買おうかすごく悩んだ。友達と二人で、「皆大好きだから困っちゃうねえ」と、笑いあったのを覚えている。なんだかすごく幸せだった。
こうやって思い出すと、思い出深いものがどれもアニメ映画というのが不思議。好きな洋画邦画もたくさんあるのになあ。
まあとにかく、パプリカの主題歌を通して映画体験の素晴らしさについて思いを馳せてみました・・・と!(むりくりまとめる)

ところでアカデミー賞ディパーテッドって意外だなあ。アカデミー賞かあ。

そういえばエヴァウエハース今日もう一回買ったら、今度はゼーレのオッサンが当たりました。き、厳しい・・・!!(涙)
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by yuzukkoaiko | 2007-02-26 23:49 | その他アニメ
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