デスノート。
前編・後編にしたのが悪い結果に終わったとしか思えん。 あれほど原作に忠実に作るなら、それこそドラマやアニメの長期スパンでやらないと。 前編は、あれじゃ起承転結の「起承」で終わってるじゃないか! ポスターの雰囲気に騙されたぁ。 月とLの頭脳戦楽しみにしてたのにな。 ラストの映画オリジナル展開。 あれってちょっとやっちゃいけないことなんじゃないか? デスノートじゃなくてただの行動指示ノートになっているのでは。 大体あそこまで細かな指示出して月が失敗するわけないじゃんか! 観客を騙すとかそういうこと以前のやりくちだよなぁ。 そして詩織が死んで悲しむ月っておいおい!あそこはもう不適に笑おうよ! しかしスガシカオはまっったく必要なかったな。 藤原竜也と加賀丈志が親子。 二人とも発声が似てるから、ほんとに親子みたいだね! 親子揃ってしゃべり方がシェイクスピア劇っぽい!(バカにしてます)(ひどい) だがしかしLはかわいかった。ほんとかあいかった。 松山の演技とかもう気にしない。 Lっていうヒトがソファの上でひざ立てて座ったり甘いもの食べたり眠り込んだり(そして夜神パパのGJ)、ニュース見てびっくりしたりくやしそうにしてるのを見てるだけでニヤニヤ。 そのかわり立って演技するところは見てらんなかった・・・特に最後のシーン。 ポテトチップス(いまどきポテチなんて呼ぶのはきんぎょ注意報の登場人物だけだ)取り出して食べるとこ、カッコ悪かったねぇ!!!(爆笑) あれは松山が悪いのか演出が悪いのかよくわかんないけどとりあえずこの映画がどういう映画化を象徴するシーンだと思う。 全体的には原作既読者として十分楽しめる映画だったが、既読なだけに捜査本部に一人だけ無意味に女が混ざってたりっていうのにはうんざりした(私は女ですよ)。 あとやけに外国人を写してたり主題歌も洋楽だったり(歌詞知らないけど、既成の曲だろー?)するのもうんざり。 まぁタダだから見た・・・というかんじ。 ちなみに一番スクリーンのE列中央は映像がマジで迫力あって怖かった。 音もすごかったなぁ・・・!!!
by yuzukkoaiko
| 2006-06-21 00:46
| 映画批評
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